「一見健康そうなのに、なぜ重病だとわかるのか」
- Admin
- 4 日前
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あれは、確か一年半ほど前の研修会でのことだった。
その会では理学療法士の方が参加されており、遠隔施術や空間リーディングの練習用に、多くのお客様の写真を持ってきてくださっていた。
私は写真を見るたびに、ふと思い浮かんだことをそのまま口にしていた。
すると、それが妙に当たる。
ある女性の写真を見た時には、
「この方、お金の問題がありますね。」
と言った。
すると実際に、その方は遺産問題で揉めていたらしい。
また別の方では、
「少し共依存っぽいですね。」
という話になったりと、毎回いろいろなケースがあった。
そんな流れもあってか、その理学療法士の方は面白くなったのだろう。
研修会のたびに大量の写真を持ってきてくださるようになった。
その日、一緒に参加されていた別の女性も、一枚の写真を見せてくれた。
Facebookから切り取った、中年男性の笑顔の写真だった。
いかにも人が良さそうな、穏やかな笑顔。
一見すると、特に問題のない普通の写真だった。
だが、私は写真を見た瞬間、開口一番こう言った。
「ああ、この方は重病ですね。」
そして、しばらくその写真を見ながら、
「白血病ですかね。」
と、ぽつりと言った。
すると写真を持ってきた女性が驚いたように、
「どうしてわかったんですか? この方、白血病なんです。」
とおっしゃった。
さらに、
「ちょっと鳥肌が立ちました……。」
とも言われた。
目黒のサロンはかなり手狭だ。
別に、鳥肌が立つような神秘的空間でもない。
鳥肌が立つというと、個人的には、大きなスタジアムで大好きな歌手のライブを聴いた時のような、そういう感覚を想像する。
ただ、その時は確かに、写真を見た瞬間に「重病」という感覚が強く入ってきた。
あとから、
「でも、見た目は普通に健康そうですよね?」
とも聞かれた。
しかし、自分はその人の“表情”を見ているわけではない。
もっと空間全体を見ている感覚に近い。
だから、どれだけ笑顔で取り繕っていても、重病の方は重病として感じることがある。
もちろん、これは医学的診断ではない。
病名を断定するつもりもない。
ただ、長年身体や空間を見続けていると、そういう感覚が入ってくることがある。
面白いのは、こういう情報は利害関係がない時ほど、すっと入ってくることだ。
逆に、関係性が近い相手だと、意外と見えなくなる。
感情が混ざるからだろう。
だから結局、この仕事は、
「どれだけ自分の感情を混ぜずに見られるか」
なのだと思う。
思えば、私はこの仕事を始める前、2009年からオンライン英会話スクールを経営している。
その頃から、先生選びで一番見ていたのは履歴書でも英語力でもなく、“顔写真”だった。
もちろん、学歴や経験も確認はする。
だが、最終的には写真を見た瞬間の感覚で、ほとんど判断していた。
そして今振り返ると、自分の直感を無視して採用したケースは、ほぼすべて失敗している。
特に多かったのが、
「紹介だから断れない」
というケースだった。
本当は違和感がある。
でも、人間関係を優先して、自分の感覚を曲げてしまう。
すると、後から必ず問題が起きた。
逆に、自分の感覚を信じた時は、大きく外したことがほとんどない。
ただ、人間関係というものは常に変化する。
そこが難しい。
人は変わる。
環境も変わる。
だから、過去に大丈夫だった人でも、ある時から急に噛み合わなくなることもある。
自分の場合、失敗する時というのは、そういう“変数”を読み切れなかった時なのだと思う。
人生というのは、本当に難しい。
最近は、身体だけではなく、その人が過ごしている空間や人間関係も含めて見ることが増えてきた。
遠隔サポートや空間サポートでは、写真一枚の中にある「情報」を丁寧に見ています。
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松岡祐紀



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