水を飲まない父

昨日の夕方、母から連絡があった。
父が朝から何度も吐いているという。
朝に一度吐いたあとも吐き気が収まらず、何度も吐こうとする。
しかし、朝から何も食べていないので、もう吐くものもない状態らしい。
心配した姉が、その日のうちに病院へ連れて行ったほうがいいと言い、夕方には病院へ行くことになった。
私もちょうど時間があったので、父の様子を見るために、車で神奈川の実家へ向かった。
水炊きなら食べられるかもしれないと思い、途中で野菜をたくさん買った。
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病院では、1時間ほど点滴を受けた。
吐き気を抑える薬も点滴に入れてもらい、ある程度は落ち着いたという。
診断は脱水症状だった。
日頃から父には、何度も水を飲むように言っている。
しかし母に聞くと、普段からほとんど水を飲まないらしい。
食欲もあまりなく、食事の量も少ない。
水も飲まない。
食事もあまり取らない。
それでも酒は飲み、タバコは吸う。
身体に何か異変が起きても、不思議ではない。
本人はなかなか人の話を聞かない。
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脱水症状には経口補水液がよいというので、500ミリリットルのものを6本買っていった。
調べると、水に決まった分量の砂糖と塩を入れて作る方法もある。
分量を書いた紙を父に渡し、買ってきたものがなくなったら自分でも作るように伝えた。
食べないことも心配だが、それ以上に、水をほとんど飲まないことが問題なのだと私は思う。
年を取ると、身体が水分を必要としていても、喉の渇きを感じにくくなることがあるらしい。
それでも、何度も経口補水液を飲むように言ったのに、父は一口か二口しか飲まなかった。
さすがに3日くらいは酒をやめるように言ったが、本当に守るかどうかは怪しい。
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できることなら、父には健康なまま年を取ってほしい。
母を一人にするのも心配なので、二人そろって、なるべく長く元気でいてほしいと思う。
昨日のように何度も吐いてしまえば、私や姉が駆けつける。
そして、また水を飲めと言う。
家族にできるのは、それくらいなのかもしれない



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