カラダナオル誕生秘話⑤── 病気を見ているのではない。その人を見ている。
- Admin
- 5月30日
- 読了時間: 3分
カラダナオル代表の松岡祐紀です。3,000人以上の身体を見続けてきた整体師として、最近改めて考えていることを書きます。
よく人から、
「癌は治せますか?」
「白血病は治せますか?」
と聞かれることがある。
そのたびに思う。
私は病気を見ているのではない。 人を見ているのだと。
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症状だけでは、何もわからない
同じ病名でも、同じ状態の人は一人もいない。
その人がどんな人生を歩み、 どんな環境にいて、 どんな人間関係の中で生きているのか。
実際に会ってみないことには、何もわからない。
だから私は、
「その症状は治せますか?」
という質問には、正直、答えようがない。
なぜなら、見るべきなのは症状ではなく、その人だからだ。
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医学的には説明のつかない変化
骨折は、医学的にはすぐには治らない。
それは私も理解している。
しかし実際に、松葉杖なしでは歩けなかった方が、施術後、不要になった松葉杖を抱えて帰られたことがある。
肩の腱を断裂し、腕が上がらなかった方が、その場で腕を上げられるようになったこともある。
もちろん、それが全員に起きるわけではない。
だが、実際に起きている。
では、何が起きているのだろうか。
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私自身も、知りたい
実は私自身も、
「なぜそうなるのか」
を、きちんと知りたいと思っている。
だからこそ、今後はエビデンスを集め、できる限り客観的な検証も進めていきたいと考えている。
ただし、一つだけ言えることがある。
それは、100%を保証することはできない、ということだ。
もし、
「この壺を買えば幸せになります」
とか、
「このお布施を払い続ければ幸せが続きます」
などと言い始めたら、それはもう宗教になってしまう。
私は、そういうことをしたいわけではない。
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ゴッドハンドが量産されない理由
世の中には、「ゴッドハンド」と呼ばれる施術家がいる。
確かに、素晴らしい結果を出す人もいる。
しかし、いつも不思議に思う。
その弟子たちは、なぜ同じことができないのだろう。
師匠と同じ場所に。 師匠と同じ角度で。 師匠と同じ手技を使って。
それでも、同じ結果にならないことが多い。
なぜなのか。
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見えない部分が、結果を左右する
私なりの結論はこうだ。
施術する側の意識。 在り方。 エネルギー。
言葉を変えれば、「目に見えない部分」が、結果に大きな影響を与えている。
だからカラダナオルの研修会では、まず技術ではなく、意識に目を向ける。
そこから始めている。
技術は、後からでも学べる。
しかし、どのような状態で人と向き合うかは、もっと根本的な問題だからだ。
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ミルトン・エリクソンの話
アメリカの心理療法家、ミルトン・エリクソンには、有名な逸話がある。
全身麻痺で、右目のまぶただけが動く患者を前にした。
そして彼は、触れることすらなく、その患者を立たせて歩かせたという。
この話を聞くと、多くの人は驚く。
しかし私は、それほど不思議なことだとは思わない。
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人間の力を、私たちは過小評価している
人は、自分自身の可能性を過小評価している。
身体も。 心も。 生命力も。
私たちがしているのは、特別な力を与えることではない。
その人が本来持っている力を、うまくきっかけを作って解き放つこと。 余計なものを、取り除くこと。
そうすれば、結果は自ずとついてくる。
それが、私がたどり着いた施術の理論だ。
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