一日に三回、ガストへ行った
- Admin
- 12 分前
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昨日は、一日に三回、ガストで食事をした。
朝。
夕方。
そして夜。
別に、ガストが大好きというわけではない。
ただ、結果的にそうなった。
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二、三ヶ月ほど前から、上半身の筋力トレーニングを始めた。
それなりに負荷をかけ、胸や背中の筋肉を増やそうとしている。
それに合わせて、毎食、料理の写真を生成AIに送り、食事の内容を評価してもらうようになった。
カロリー。
タンパク質。
脂質。
炭水化物。
一食ごとに、何が足りないのかを見てもらっている。
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この二、三ヶ月、食事はほとんど和定食だった。
焼き魚定食。
刺身定食。
海鮮丼。
時には、しゃぶしゃぶ定食。
タンパク質を取りやすく、栄養のバランスも考えやすい。
その点では、和食はとても優秀だと思う。
けれど、さすがに毎日続くと飽きてくる。
また焼き魚。
また刺身。
身体にはよいのだろう。
しかし、心が少し疲れてきた。
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一食ごとに多くのタンパク質を取ろうとすると、選択肢も狭くなる。
ラーメン。
チャーハン。
パスタ。
食べたいものがあっても、AI先生に写真を見せる前から、
「タンパク質が足りません」
と言われる気がする。
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私は、それほど大食いではない。
量よりも、美味しいものを食べたい。
かなり満腹になった状態で食事の写真を送っても、
「まだカロリーが足りません」
と返ってくる。
もっと食べろ。
まだ足りない。
AI先生は、容赦がない。
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そんな生活を続けていて、ふと思った。
ガストへ行ってみよう。
朝は、ガストで鮭の定食を食べた。
それから仕事へ行き、昼は別の店で刺身定食を食べた。
ここまでは、いつも通りの和食である。
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その夜は、ミロンガへ行く予定だった。
友人と午後六時半に待ち合わせていたので、その前に少し軽く食べておきたかった。
そこで、再びガストへ行った。
今度は、ガストのハンバーガーを注文した。
時刻は午後五時頃だった。
和定食が続いていた私には、ハンバーガーが妙に新鮮に見えた。
久しぶりに、魚以外のものを食べたような気がした。
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その後、ミロンガへ行った。
タンゴ仲間も何人か来ていて、かなり踊った。
一タンダ踊る。
少し休む。
また踊る。
気がつけば、それなりの運動量になっていた。
帰路についたのは、午後十時前だった。
踊った後なので、少しお腹も空いている。
そして私は、またガストへ向かった。
昨日、三回目のガストである。
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ちょうど夏限定メニューとして、
「ごま香る冷やし豆乳担々うどん」
という料理があった。

暑い夜には、なかなかよさそうだった。
ただ、これだけではタンパク質が足りないだろう。
最近は私も、タンパク質の取り方に少し慣れてきている。
迷わず、トッピングに蒸し鶏を加えた。
冷たい豆乳担々うどんに、蒸し鶏。
なかなかよい組み合わせだった。
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食べる前に写真を撮り、AI先生へ送った。
すると、意外な結果が返ってきた。
「92点。今日のベストです」
鮭定食でもない。
刺身定食でもない。
最後に食べた、ガストの冷やし豆乳担々うどんが、その日の最高得点だった。
蒸し鶏を追加した判断も、高く評価された。
私も、ようやくAI先生の採点基準がわかってきたらしい。
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それにしても、一日に必要な量は多い。
そのことをAIに訴えてみた。
すると、
「通常でも2500キロカロリー程度は必要です。筋肉を増やしたいなら、3000キロカロリー前後が目安です」
という答えが返ってきた。
私の基礎代謝は、およそ1900キロカロリーである。
タンパク質は、一日130グラムほど求められている。
もちろん、あくまで目安だ。
それでも、実際に食べようとすると、なかなか大変である。
食べることも、トレーニングの一部ということなのだろう。
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筋力トレーニングをしていると、妻から言われる。
「あんた、何を目指しているの?」
確かに、その通りである。
以前通っていたパーソナルジムでは、
「下半身の筋肉量は、このジムで一番です」
と言われたことがある。
タンゴを長く踊っているので、下半身は自然に鍛えられていた。
一方で、上半身はそれほどでもなかった。
せいぜい、時々腕立て伏せをするくらいだった。
けれど、今の私には、普通の腕立て伏せだけでは負荷が足りないらしい。
それで、懸垂やディップスも取り入れるようになった。
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別に、ボディービルダーを目指しているわけではない。
少し胸に厚みをつけたい。
タンゴを踊った時に、肩から胸、背中へと続くラインが、もう少しきれいに見えてほしい。
それだけである。
そのために毎食写真を撮り、AIに採点され、一日3000キロカロリーを求められている。
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筋肉をつけることが、これほど食事と結びついているとは、以前はよくわかっていなかった。
筋力トレーニングだけをすればよいわけではない。
材料がなければ、身体も作りようがない。
だから食べる。
けれど、毎日同じ和定食では飽きる。
そこで、ガストである。
朝は鮭定食。
夕方はハンバーガー。
夜は、蒸し鶏を加えた冷やし豆乳担々うどん。
同じ店でも、選び方次第で、いろいろな食事ができる。
ガスト様様である。
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タンゴのために筋肉をつける。
筋肉をつけるために食べる。
食べるために、ガストへ行く。
昨日は、そういう一日だった。



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