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一日に三回、ガストへ行った

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 12 分前
  • 読了時間: 5分

昨日は、一日に三回、ガストで食事をした。


朝。

夕方。

そして夜。


別に、ガストが大好きというわけではない。

ただ、結果的にそうなった。



二、三ヶ月ほど前から、上半身の筋力トレーニングを始めた。


それなりに負荷をかけ、胸や背中の筋肉を増やそうとしている。


それに合わせて、毎食、料理の写真を生成AIに送り、食事の内容を評価してもらうようになった。


カロリー。

タンパク質。

脂質。

炭水化物。


一食ごとに、何が足りないのかを見てもらっている。



この二、三ヶ月、食事はほとんど和定食だった。


焼き魚定食。

刺身定食。

海鮮丼。

時には、しゃぶしゃぶ定食。


タンパク質を取りやすく、栄養のバランスも考えやすい。


その点では、和食はとても優秀だと思う。


けれど、さすがに毎日続くと飽きてくる。


また焼き魚。

また刺身。


身体にはよいのだろう。

しかし、心が少し疲れてきた。



一食ごとに多くのタンパク質を取ろうとすると、選択肢も狭くなる。


ラーメン。

チャーハン。

パスタ。


食べたいものがあっても、AI先生に写真を見せる前から、


「タンパク質が足りません」


と言われる気がする。



私は、それほど大食いではない。

量よりも、美味しいものを食べたい。


かなり満腹になった状態で食事の写真を送っても、

「まだカロリーが足りません」

と返ってくる。


もっと食べろ。

まだ足りない。


AI先生は、容赦がない。



そんな生活を続けていて、ふと思った。

ガストへ行ってみよう。


朝は、ガストで鮭の定食を食べた。


それから仕事へ行き、昼は別の店で刺身定食を食べた。

ここまでは、いつも通りの和食である。



その夜は、ミロンガへ行く予定だった。

友人と午後六時半に待ち合わせていたので、その前に少し軽く食べておきたかった。


そこで、再びガストへ行った。

今度は、ガストのハンバーガーを注文した。


時刻は午後五時頃だった。

和定食が続いていた私には、ハンバーガーが妙に新鮮に見えた。


久しぶりに、魚以外のものを食べたような気がした。



その後、ミロンガへ行った。


タンゴ仲間も何人か来ていて、かなり踊った。

一タンダ踊る。

少し休む。

また踊る。


気がつけば、それなりの運動量になっていた。

帰路についたのは、午後十時前だった。


踊った後なので、少しお腹も空いている。


そして私は、またガストへ向かった。

昨日、三回目のガストである。



ちょうど夏限定メニューとして、

「ごま香る冷やし豆乳担々うどん」

という料理があった。



暑い夜には、なかなかよさそうだった。

ただ、これだけではタンパク質が足りないだろう。


最近は私も、タンパク質の取り方に少し慣れてきている。

迷わず、トッピングに蒸し鶏を加えた。

冷たい豆乳担々うどんに、蒸し鶏。

なかなかよい組み合わせだった。



食べる前に写真を撮り、AI先生へ送った。

すると、意外な結果が返ってきた。


「92点。今日のベストです」


鮭定食でもない。

刺身定食でもない。


最後に食べた、ガストの冷やし豆乳担々うどんが、その日の最高得点だった。


蒸し鶏を追加した判断も、高く評価された。

私も、ようやくAI先生の採点基準がわかってきたらしい。



それにしても、一日に必要な量は多い。

そのことをAIに訴えてみた。


すると、


「通常でも2500キロカロリー程度は必要です。筋肉を増やしたいなら、3000キロカロリー前後が目安です」


という答えが返ってきた。


私の基礎代謝は、およそ1900キロカロリーである。


タンパク質は、一日130グラムほど求められている。

もちろん、あくまで目安だ。


それでも、実際に食べようとすると、なかなか大変である。

食べることも、トレーニングの一部ということなのだろう。



筋力トレーニングをしていると、妻から言われる。

「あんた、何を目指しているの?」


確かに、その通りである。


以前通っていたパーソナルジムでは、

「下半身の筋肉量は、このジムで一番です」

と言われたことがある。


タンゴを長く踊っているので、下半身は自然に鍛えられていた。


一方で、上半身はそれほどでもなかった。

せいぜい、時々腕立て伏せをするくらいだった。


けれど、今の私には、普通の腕立て伏せだけでは負荷が足りないらしい。

それで、懸垂やディップスも取り入れるようになった。



別に、ボディービルダーを目指しているわけではない。

少し胸に厚みをつけたい。


タンゴを踊った時に、肩から胸、背中へと続くラインが、もう少しきれいに見えてほしい。

それだけである。


そのために毎食写真を撮り、AIに採点され、一日3000キロカロリーを求められている。



筋肉をつけることが、これほど食事と結びついているとは、以前はよくわかっていなかった。


筋力トレーニングだけをすればよいわけではない。

材料がなければ、身体も作りようがない。


だから食べる。


けれど、毎日同じ和定食では飽きる。


そこで、ガストである。

朝は鮭定食。

夕方はハンバーガー。


夜は、蒸し鶏を加えた冷やし豆乳担々うどん。


同じ店でも、選び方次第で、いろいろな食事ができる。


ガスト様様である。



タンゴのために筋肉をつける。


筋肉をつけるために食べる。


食べるために、ガストへ行く。


昨日は、そういう一日だった。

 
 
 

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