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前世に夢中な人

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2 時間前
  • 読了時間: 2分


随分前になるが、九州からお客様がお越しになった。

時々、目黒まで来てくださる方で、お仕事はドローン関係をされている。


いつものように身体を見立てるため、頭に手を添えた。


すると、ふと一つの感覚がやってきた。

「この方は、前世に夢中なんだ。」

私は思わず口にした。


「なんだか、前世に夢中なんですね。」

すると、その方は驚いたようにベッドからガバッと起き上がった。


「えっ?」


その反応を見て、こちらも少し驚いた。


「実は今日の朝も、前世について書かれた本を読んできたばかりなんです。」


さらに話を聞くと、その日の朝、前世に関する本を読んできただけでなく、前世の記憶を呼び起こすと言われている音声も購入しようかと考えていたという。


そこまで前世に意識が向いていたとは、私も思っていなかった。


私は、前世に興味を持つこと自体は悪いことだとは思っていない。


前世があるのかないのか。

それは誰にも証明できない。


私自身、不思議な体験をすることは少なくないので、そういう世界を頭から否定するつもりもない。


ただ、一つだけ思うことがある。

前世でも、未来でも、仕事でも、人間関係でもいい。


何か一つのことに、意識とエネルギーを向け続けると、人は少しずつそこへ引っ張られていく。


身体もまた、その影響を受ける。


だから私は、

「前世は前世ですから。」

そんな話をした。


もし本当に前世があったとしても、それはもう終わった時間だ。


考え続けても、変えることはできない。

大切なのは、今、この瞬間をどう生きるかだと思う。


施術が終わったあとも、その話を二人で少し続けた。

不思議な出来事ではあった。


けれど、私にとって本当に伝えたかったのは、不思議な話ではない。


人は、意識を向けた方向へ進んでいく。


だからこそ、過去でも未来でもなく、に意識を向ける。


 
 
 

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