神戸へ向かう日
- Admin
- 7月11日
- 読了時間: 2分

「今日、どこへ行くんだっけ?」
妻に聞かれた。
以前から、何度も神戸だと伝えている。
けれど、妻の記憶というのは、まあ、そういうものだ。
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正確に言えば、まず神奈川、それから神戸だ。
神奈川では、母の誕生日を祝う家族の集まりがある。
今年で79歳になる。
妻と一緒にその集まりに参加し、そのまま車で神戸へ向かう予定だ。
本当は午前中に出発したかった。
けれど、レストランの予約が午後1時からしか取れなかった。
そのため、神奈川を出るのは午後になる。
神戸に到着するのは、深夜になるだろう。
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休憩を挟みながら、無理をせずに走るつもりだ。
急いでいるわけではない。
途中で食事をしたり、少し眠ったりしながら、ゆっくり向かう。
長い運転になるが、妻と二人で遠くへ行くのは、去年カナダのトロントへ行って以来かもしれない。
そう考えると、少し楽しみになってくる。
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明日は、神戸で施術会を行う。
朝8時半から夕方5時まで、一人ひとり、順番にセッションをする予定だ。
初めてお目にかかる方も多い。
どんな身体に出会うのか。
どんな話を聞くことになるのか。
今から楽しみにしている。
施術は、身体を見ることでもある。
けれど、その人がどんな時間を過ごしてきたのかに触れることでもある。
初めて会う人の身体には、まだ知らない物語がある。
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神戸へ行くのは、10年ぶりになる。
あの頃とは、街の様子もかなり変わっているだろう。
自分自身も変わった。
住む場所も変わった。
家族との暮らしも変わった。
同じ街へ行っても、以前とは違う景色に見えるのかもしれない。
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母の誕生日を祝い、そのまま神戸へ向かう。
家族の時間から、施術の時間へ。
日常から、少し遠くへ。
短い夏休みのような旅になる。
これからどんな出会いがあるのか。
どんな神戸が待っているのか。
まずは安全に、ゆっくり向かうことにする。



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