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「子供を産みたくない」という感情と、生理痛の話
この話は、研修会でも時々することがある。 30代の、まだ若い女性の話だ。 彼女の悩みは、子宮関係のトラブルだった。 特に酷い生理痛があり、日常生活にもかなり影響が出ていたらしい。 だから、初めてサロンへ来られた時は、まずその痛みをどうにかすることが先決だった。 私は彼女の頭に手を当て、いつものように身体全体を見ていった。 すると、下腹部のあたりから、妙な感覚が伝わってきた。 “ねじれている”。 そんな感覚だった。 もちろん、こんなことをそのまま伝えたところで、相手の役に立つとは限らない。 だから、もう少し深く見ていくと、ある強烈な感情が浮かび上がってきた。 「子供を産みたくない」 という感情だった。 しかも、かなり強い。 ただ、こういう時は難しい。 たとえ何かを感じ取ったとしても、それをそのまま本人へ伝えることは少ない。 本人にとって意味がなければ、ただ混乱させるだけだからだ。 それに、初対面であまりにも突飛なことを言うのも違うと思っている。 別に、私は占い師ではない。 ただ、その時は、その“感情”と身体の状態がかなり深く結びついているように感じ
Admin
5月10日読了時間: 3分


「一見健康そうなのに、なぜ重病だとわかるのか」
あれは、確か一年半ほど前の研修会でのことだった。 その会では理学療法士の方が参加されており、遠隔施術や空間リーディングの練習用に、多くのお客様の写真を持ってきてくださっていた。 私は写真を見るたびに、ふと思い浮かんだことをそのまま口にしていた。 すると、それが妙に当たる。 ある女性の写真を見た時には、 「この方、お金の問題がありますね。」 と言った。 すると実際に、その方は遺産問題で揉めていたらしい。 また別の方では、 「少し共依存っぽいですね。」 という話になったりと、毎回いろいろなケースがあった。 そんな流れもあってか、その理学療法士の方は面白くなったのだろう。 研修会のたびに大量の写真を持ってきてくださるようになった。 その日、一緒に参加されていた別の女性も、一枚の写真を見せてくれた。 Facebookから切り取った、中年男性の笑顔の写真だった。 いかにも人が良さそうな、穏やかな笑顔。 一見すると、特に問題のない普通の写真だった。 だが、私は写真を見た瞬間、開口一番こう言った。 「ああ、この方は重病ですね。」 そして、しばらくその写真を見な
Admin
5月9日読了時間: 3分


蒲田のホテルで見えた「血の海」の話
これは、数年前にお客様から実際に聞いた話だ。 その方は、北海道から毎月のように東京へ来られていた。 そして、蒲田のホテルを定宿のように使っていたらしい。 私は当時のことを細かく覚えているわけではないのだが、どうやらその日、目黒サロンのドアを開けた瞬間、私はそのお客様に向かってこんなことを言ったらしい。 「……キャバ嬢ですよね?」 当然、その方は驚いた。 もちろん、ご本人はキャバクラで働いているわけでもなければ、前日にそういう場所へ行ったわけでもない。 ただ、なぜかその言葉が自然に口から出てきたらしい。 すると、そのお客様は前日の奇妙な出来事を話し始めた。 ホテルでベッドに入り、しばらくすると、なんとも言えない嫌な感じがしたという。 寝心地が悪いというより、 “空気が気持ち悪い”。 そんな感覚だったらしい。 そこで気になってシーツをめくってみると、 そこには一面に「血の海」が広がっていたという。 慌ててフロントへ電話し、 「部屋を変えてほしい」 と伝えた。 すると、ホテルスタッフはすぐに飛んできて、別の部屋へ案内してくれたらしい。 しかも、不思議だ
Admin
5月8日読了時間: 3分


「頼られすぎる人」が痛みを抱えることについて
Mさんは、ロサンゼルスで開催したワークショップに参加してくださった方だった。 持病を抱える息子さんも、二度ほど連れて来られていた。 最初のきっかけは、無料ワークショップだったと思う。 その時、首に痛みがあったらしいが、短時間でかなり楽になったとのことで、それ以来、信頼していただけるようになった。 それからしばらくして、日本へ戻っていた頃のことだ。 MさんからZoomセッションの予約が入った。 話を聞くと、突然、脇腹に刺されるような激痛が走り、立っていられないほど苦しくなったらしい。 仕方なく救急車を呼び、そのまま病院へ搬送された。 アメリカで救急車を呼ぶというのは、日本以上に大事である。 しかも、集中治療室で6時間ほど検査を受けたにもかかわらず、結局原因はわからなかったという。 その後も週3回ほどカイロプラクティックへ通ったらしいが、一向に改善しなかった。 そこで、私に連絡が来た。 ZoomでMさんを見た瞬間、まず感じたのは、 「刺さっている」 という感覚だった。 しかも一つではない。 脇腹だけではなく、全身に、たくさんの“人の感情”のようなもの
Admin
5月8日読了時間: 3分


「学校に行くと痛くなる」—身体と空間の関係について
もう4、5年になるだろうか。 お母様が研修会に参加されており、ご自身の健康問題、さらにはご両親や義理のご両親のことでも、これまで何度もサロンへ来てくださっていた。 長い時間をかけて、少しずつ信頼関係ができていったご家族だった。 ある日、そのお母様から相談を受けた。 中学に入った息子さんが、足首の痛みを訴えているという。 しかも、野球部の練習ができないほど痛いらしい。 実はその男の子も、過去に何度か施術したことがあった。 今回の足首の痛みのためにサロンにお越しいただき、 その時は症状も落ち着き、お母様も安心されていた。 ところが、後から聞くと、また痛みがぶり返したという。 念のため整形外科にも行った。 しかし、 「異常なし」 レントゲンでも、特に原因は見つからなかったらしい。 私は以前から、その男の子はとても感受性が強いと感じていた。 そこで、お母様がこんなことを言われた。 「もしかしたら、学校という空間自体が影響しているのかもしれません。」 私は少し考え、 学校全体や教室の写真を撮って持ってきてもらうことにした。 遠隔整体や空間サポートでは、私は
Admin
5月8日読了時間: 3分


家にも、気配がある
数年前、名古屋から50代くらいの男性がサロンに来られたことがあった。 特別な症状だったか、どんな経緯で予約されたのかは、正直あまり覚えていない。 ただ、その方の頭に触れた瞬間、私はなぜか自然にこう言っていた。 「……素晴らしいお家にお住まいですね。」 特に深い意味があって言ったわけではない。 見えたとか、感じたとか、そういう大げさな話でもない。 ただ、本当に自然に、その言葉が出てきた。 すると、その男性の目から、ふっと涙がこぼれた。 そして静かに、 「長男が作ってくれた家なんです。」 そう答えられた。 話を聞くと、その家は築50年以上。 古くなっていた家を、数年前にリフォームしたらしい。 しかも、 長男は大工。 次男は水道屋。 息子さんたちが中心になって、その家を作り直したのだという。 私はその話を聞きながら、妙に納得した。 ああ、だからか、と。 もちろん、家は物質だ。 木材や鉄や壁紙や配管でできている。 でも、人はたぶん、それだけでは暮らしていない。 どんな気持ちで作られたか。 どんな会話がそこにあったか。 どんな人が、その場所で時間を過ごして
Admin
5月8日読了時間: 2分
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